スマートウォッチの睡眠深度と心拍数

投稿日: カテゴリー: 睡眠

睡眠には「睡眠構造」という概念があり、

いわゆる「深い睡眠」「浅い睡眠」といったように分類することができます。

 

睡眠構造 レム睡眠 ノンレム睡眠

 

人は、深い睡眠では副交感神経が優位となり、体動が少なくなったり、脈拍が少なくなります。

呼吸も浅くなります。

 

スマートウォッチの睡眠トラッキングでも、「深い睡眠」「浅い睡眠」といった睡眠深度を判別できるアプリが多いです。

 

深い睡眠で、心身、特に脳がしっかり休息できるということで、この深い睡眠の時間を増やすことが質の高い睡眠を確保する1つの指標になっています。

 

そんな中、最近時々耳にするのが、

 

「睡眠が浅いときは、やっぱり心拍数が高い!」

 

という言葉。

 

このような言葉の意味するところは、

 

「ストレスなどがあり、眠りが浅いので心拍数が高い。

なので、浅い眠りはやっぱり休息としてはよろしくない。

ストレス軽減して深く眠ることができれば、心拍数も低く穏やかになるだろう。」

 

ということ。

 

一般的には、その通りなのですが、、、

 

スマートウォッチの睡眠トラッキングでは、体動だけで睡眠を判別するアルゴリズムですと精度が低いことがわかっています。

したがって、体動に加えて、心拍に関連するデータも加味して睡眠やその深度を判断しています。そのデータの中には当然心拍数が含まれています。

 

つまり、スマートウォッチにおいては、

 

「浅い眠り」の時は心拍数が高い!

 

というよりはむしろ

 

心拍数が高いので「浅い眠り」と判断している!

 

という表現のほうが妥当と思います。

 

睡眠深度と心拍数の関係を客観的に評価するには、ポリソムノグラフィー(PSG)といった脳波などもっと多くのパラメーターを使用した機器で評価する必要があるでしょう。

 

 

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