KardiaMobile 6Lという手軽に心電図を記録できる機器があります。
これの優れたところは、写真のようにI誘導、II誘導、III誘導に加え、aVR誘導、aVF誘導、aVF誘導の6つの誘導が同時に同時に記録できるところです。ST変化をうまく捉えることができれば、急性心筋梗塞の診断の補助に有用な情報をもたらしてくれることが期待できます。(検証はされていないと思います)
https://www.alivecor.com/kardiamobile6l
おそらく、両端と、裏側、計3つの電極がついておりそこから得られる信号を通じて記録しているものと思います。
両端を両手でつまんで、裏側を左足に付けて記録します。簡単そう。
(写真はKardiaMobile 6L HPより)
この6つの誘導の記録に加えて、以前の記事のように胸に当てて胸部の6つの誘導も記録すれば、「標準12誘導心電図」に準じた12誘導心電図が記録できそうです。
KardiaMobile 6Lの価格は149ドルのようですから、それほど高くありません。
ただし、まだ日本では売っていません。残念!
手に入るようになれば、すぐ買っちゃいそうです!
“KardiaMobile 6Lはなかなか良さそうです!” への2件のフィードバック
kardia mobileを過去、使ってました。
日本でアプリをダウンロードできないので、現在利用できません。
日本の厚生労働省の認可が下りないからでしょうか?
関係各位のご努力でこの製品のアプリがApp storeからダウンロード出来るように関係各位のご努力を願いたい。
小野田昇様、貴重なご意見誠にありがとうございます。kardia mobileの件は分かりませんが、良くも悪くも日本の医療機器の制度はハードルが高いようです。実地医療の現場としても同じ意見でございます。