乳癌患者におけるヨガ

投稿日: カテゴリー: ヨガ医療一般

布施です。

Cochrane Database Syst Rev. 2017 Jan 3;1:CD010802. doi: 10.1002/14651858.CD010802.pub2.

Yoga for improving health-related quality of life, mental health and cancer-related symptoms in women diagnosed with breast cancer.

乳癌患者における健康関連QOL、メンタルヘルス、癌関連症状改善のためのヨガ

 

コクラン共同計画におけるSystematic Review(系統的総説)は、厳密な基準をクリアした論文を収集・蓄積し、その中の科学的に信頼できる試験からデータをまとめ、総合評価しレビュー論文としてまとめています。エビデンスを重視する医師にとってコクランのレビューの信頼性は大変高いです。

 

 

コクランによる、24研究2166人を対象とした系統的レビュー、メタ解析。

 

乳癌患者に対するヨガは補助的治療として、

 

・無治療の場合と比べて、健康関連QOL、疲労軽減、睡眠障害軽減の中等度のエビデンスを有する。
・心理社会的/教育的介入と比べて、鬱、不安、疲労軽減効果の中等度のエビデンスを有する。
・他の運動介入と同等の効果であり、他運動プログラムの代替として活用できるというとても低いエビデンスを有する。

 

ヨガの研究は、小規模のものが多く、盲検もできないのでどうしてもエビデンスレベルは低めになります。
それでも、上記のようなエビデンスがありますし、それ以外にも筋骨格系など一般的な身体的への好影響もありますし、補助治療としては有力な選択肢と思います。

 

 

 

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