痛風のリスクをあげる食べ物、下げる食べ物

投稿日: カテゴリー: 食事

痛風になりやすい食べ物は何ですか?

というご質問を受けました。

 

痛風は尿酸値が高い人がなりやすく、典型的には足の親指が赤く腫れて、激痛をきたす病気です。

 

 

メタ解析論文によると、痛風リスクをあげる食べ物は(OR:オッズ比)、

・赤肉    OR 1.29 (95% CI 1.16-1.44)

・魚介類   OR 1.31 (95% CI 1.01-1.68)

・アルコール OR 2.58 (95% CI 1.81-3.66)

・果糖    OR 2.14 (95% CI 1.65- 2.78)

 

逆に、痛風リスクを下げるものは、

・乳製品   OR 0.56 (95% CI 0.44-0.70)

・大豆製品  OR 0.85 (95% CI 0.76-0.96)

・高プリン野菜 OR 0.86 (95% CI 0.75-0.98)

・コーヒー   OR 0.47 (95% CI 0.37-0.59)

 

ちなみに高プリン野菜とは、カリフラワー、ほうれん草、えんどう豆、レンズ豆など豆類、マッシュルーム、といったものです。プリン体が多めに含有されていても、痛風リスクは上げません。むしろ下げます。

 

赤肉、アルコール、果糖は、痛風に限らず健康にはネガティブな影響を与えるものですから、痛風の方がこれらを控えめにしてもなんの問題もありませんね。ただ、魚は健康にポジティブな影響がありますので、これを控えめにするのは少し残念です。

 

魚介類の中でも煮干し、鰹節、干物類が特にプリン体含有が多いです。魚介類の中でも高いもの、そうでもないものがありますので取捨選択すれば良いですね。

 

下記リンクは公益財団法人 痛風財団のHP(http://www.tufu.or.jp/)の食品中プリン体含有量一覧です。便利です。

http://www.tufu.or.jp/pdf/purine_food.pdf

 

【参考文献】

Li R, Yu K, Li C. Dietary factors and risk of gout and hyperuricemia: a meta-analysis and systematic review. Asia Pac J Clin Nutr. 2018;27(6):1344-1356.

 

 

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