熱中症の予防・治療の水分/塩分補給

投稿日: カテゴリー: 医療一般食事

5月なのに北海道では37度だそうです。

すごい暑さです。

昨日、水分補給について書きました。

 

暑い日に、どのくらい水を飲めば良いのか?

 

多量に発汗した際には、水分とともに塩分も喪失します。

従って、そんな時には水分補給と同時に塩分も補給する必要があります。

 

熱中症ガイドラインによりますと、熱中症の予防・治療には

「0.1~0.2% の食塩水が推奨される」

とのことです。

1000mlの水に1-2gの塩を入れる感じです。

500mlのペットボトルのミネラルウォーターとともに、0.5-1gくらいの塩を摂れば良いですね。

 

ちなみに、ペットボトルの経口補水液OS-1(大塚製薬)500mlには塩分1.46g(ナトリウム575mg)が含まれています。これを利用するのが簡便ですね。

(出典:大塚製薬HP

 

ポカリスエットは、100mlあたりの食塩相当量0.12gですから、ペットボトル500mlに0.6gの食塩が含有しているということになります。塩分を補う点では悪くはないのですが、糖質も31g/500ml含まれますので習慣的に飲むことはお勧めしません(OS-1は12.5g/500ml)。

https://pocarisweat.jp/products/pocarisweat/

 

OS-1が利用できない場合は、500mlペットボトルに1g前後の塩を摂ることになります。

1gの塩分の目安は、例えばこちらのサイトがシンプルで参考になります。

 

塩分早わかり表  http://home.c06.itscom.net/maruko/08foods/enbun/enbunhayawakari.html

 

コンビニで1g前後の塩分を摂るなら、小さめの梅干しや、漬物を少量が手軽でしょうか。本格的な夏を迎える前に、様々な製品の成分表示で塩分含有量をみる習慣をつけておきましょう。

 

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