塩分を多く摂りすぎると、
血圧が上がり、心臓病や血管病のリスクや死亡リスクが上昇します。
その他、腎臓病や胃がん、骨粗鬆症などの病気も増やします。
この図は英語で読みずらいかもしれませんが、塩分摂取により様々な機序で身体に悪影響を及ぼすということが示されています。
心臓にも、脳にも、腎臓にも、胃にも、骨にも、脂肪にも影響していることがなんとなくわかると思います。
塩分の摂りすぎにより、世界で7000万人もの人が病気になり、毎年300万人が亡くなっているのです。
厚生労働省は、日本人の塩分摂取量の目標値を
男性 8g/日未満
女性 7g/日未満
としています。
また、日本高血圧学会は、高血圧患者さんの減塩目標を、
男女とも 6g/日未満
としています。