遊離糖を極力避けましょう。

投稿日: カテゴリー: 食事

現代人は整備された環境から様々な恩恵を受けている一方で、環境により身体が蝕まれています。

食環境も、利便性は圧倒的に上がりましたが、問題は山積みです。

 

食べ物で圧倒的に悪いものの1つは、「遊離糖」です。

厚生労働省の標準的な健診・保健指導 プログラム 【平成 30 年度版】によると、遊離糖とは、

「グルコースやフルクトース等の単糖類、スクロースや砂糖等の二糖類等食品や飲料の加工調理で加えられるもの、並びに蜂蜜、シロップ、果汁、濃縮果汁等に自然に存在する糖類」

です。

簡単に言うと、加工品に加えられた糖類です。

加工品のラベルの成分表を見てみると、ほとんどの加工品には糖類が追加されています。

我々は、無意識のうちに多くの遊離糖を摂取しています。

ぜひ、食品ラベルを確認する習慣をつけてください。

アメリカ心臓協会は、遊離糖の1日の摂取量の上限を、男性36g、女性24gとしています。

 

中でも、悪いのが加糖飲料です。

加糖清涼飲料や加糖炭酸飲料など、つまり甘い飲料です。

ラベルに記載される糖類は、

果糖含有量によって表現が異なりますが、こんな感じです。

・異性化糖
・ブドウ糖果糖液糖:果糖含有率50%未満
・果糖ブドウ糖液糖:果糖含有率50~90%
・高果糖液糖:90 %以上

 

これらは吸収が早く、血糖が急上昇し、糖尿病や肥満になりやすいのです。

一見、健康そうなヨーグルトや乳製品にも入っています。

コンビニで売っている多くの商品にも入っています。

もちろん、スターバックスなどおしゃれな店の甘いメニューにも入っています。

流行りのタピオカジュースにも入っています。

下のラベル写真のポカリスエット500mlには、約30gの遊離糖が含有されています。

これだけで、女性の1日の上限を超えています。

 

 

たまに、嗜好品として楽しむことは良いのですが、習慣的に飲食することはお勧めできません。

依存性もありますので、要注意です。

 

街に溢れる自動販売機の概ね2/3は加糖飲料です。

おそらく10年後には、このような自販機が街に溢れていることが異常だったと言う社会になっていると思います。

 

飲料は、無糖のものを強く推奨します。

 

 

 

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