2019年8月2日に
分担執筆した本
患者・家族に寄り添うアドバンス・ケア・プランニング—医療・介護・福祉・地域みんなで支える意思決定のための実践ガイド— 角田ますみ (著, 編集)
の出版記念セミナーをリハラボ高井戸にて開催しました。
40人を超える参加者で会場は満席でした。医療従事者が多かったようですが、そうでない方々も多く、様々な背景の方々にご足労いただきました。
まず責任編集者の角田ますみさんから、アドバンスケアプラニングの概要のお話。
さすが専門家です。詳細なスライド、いくら時間があっても足りないという感じの熱い想いと豊富な知識、経験。
魂のこもった白熱教室@高井戸という感じでした。
続いて、私、布施。
急性期病院の直面している問題点を挙げつつ、結局言いたいことは「死について語りあう文化」を作ろうということでした。そしてPERMAが、人を幸せにし、対話を促進し、そして長寿にも繋がるといった話をしました。
参考
最後は、言語聴覚士の西村紀子さん。
高次脳機能障害の患者さんに対するアドバンスケアプラニングの話。
布施が高齢患者さんメインの話をしたのと対照的に、若い患者さんの話。高齢者よりも難しい、しかも、高次脳機能が障害されているわけで、問題は超絶に複雑です。現場で悩みに悩み抜かれている西村さんならではの熱いプレゼンでした。
鋭い質問も出て、最後の質疑応答を含め充実した時間を過ごすことができました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
会場をお貸しくださり、準備や当日の会場管理を完璧にしてくださったリハラボ高井戸の古谷様はじめとする皆様、出版元のメヂカルフレンド社の皆様、その他お手伝い下さった皆様、深く御礼申し上げます。ありがとうございました。