進歩著しいスマートウォッチ、今度は血圧連続モニタリング機能付き!

投稿日: カテゴリー: デジタルヘルス心拍

新しいapple watchも発売されましたし、ウェアラブルデバイス、スマートウォッチは進歩著しいです。

これまでもいくつか紹介してきました。例えば心電図を記録できるスマートウォッチ。

心電図機能付きスマートウォッチと携帯型心電計の比較

日本では医療機器としては認可はされていませんので、「心電図」と表現してはいけないのかもしれません。でも患者さんは実際に使っていますし(そもそも患者さんにこの製品の存在を教えてもらいました)、あるものはうまく利用させていただく、それを使っている患者さんのためになるようにサポートするという姿勢を自分は取っています。

ちなみに、このSoukengenのスマートウォッチは、充電ケーブルとの接触が悪い点がマイナスポイントです。

 

これは、酸素飽和度を記録できるスマートウォッチ。

酸素飽和度(SpO2)測定スマートウォッチがすごい

このスマートウォッチは心電図も記録できます。

Contec CMS50Kの心電図測定

 

 

そして、今お気に入りで活用しているのが、「連続血圧測定」をしてくれるスマートウォッチです。アメリカのamazonで購入しました。

Kirlor Fitness Tracker, Colorful Screen Smart Bracelet with Heart Rate Blood Pressure Monitor,Smart Watch Pedometer Activity Tracker Bluetooth for Android & iOS     by Kirlor

このスマートウォッチの特徴は、10分毎の血圧測定を24時間自動的に続けてくれる点です。血圧の精度は不明ですが、リバロッチ・コロトコフ法で測定する上腕の血圧(安静時)と同時に測定して度々比較していますが大きな差異はありません(±10mmHg以内に収まる感じ)。上でご紹介したSoukengenのスマートウォッチと3者で比較していても3者間の差異は±10mmHg以内に収まる感じです。

もちろん、日中活動している際の血圧の正確性は落ちるでしょうが、大雑把な血圧推移の参考にはなると感じています。電池の持ちも良くて、数日間はOKです。

こんな感じでスマートフォンに記録されます。

自分の血圧推移です。120/を越えることが多いですが、日中活動中ですし仕方ないでしょう。

自分は両親が高血圧症なので要注意です。

計測した血圧をレポートとしてPDF出力できないところが玉に瑕です。

 

上でご紹介したCMS50Kと同時に就寝時に装着すると、夜間の血圧と酸素飽和度、そして脈拍が同時に記録できます。

自宅にいながら、様々な自分のパラメーターが測定、可視化されてきて、自己健康管理のパラダイムシフトの時代ど真ん中感があります。

 

 

繰り返しますが、これらの機能は日本では認可されていませんし、その精度もまだ不明確な部分がございます。あくまでも参考ということです。これらを活用し、異常値や不安な要素がございましたらご相談ください。

 

 

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