EDは大変ありふれた病気です

投稿日: カテゴリー: ポジティブ心理学メンズヘルス生活習慣

ED(Erectile dysfunction 勃起不全)は生活習慣病生活環境病という話をしました。

循環器内科とED(勃起不全)の関連性について

 

日本の一般市民を対象とした疫学調査によると、EDを有する割合は、

30代:5%
40代:15%
50代:30-40%
60代:40-60%
70代 :60-70%

 

ほどです(医学のあゆみ2002;201:397-400)。

日本人40-70歳一般男性の約30%がEDと言うこともできます。

 

上の記事にも書いたように、

糖尿病患者の35-90%にEDが生じ( J Sex Med. 2009;6(5):1232–1247.)、

特に日本人の糖尿病患者のデータですと90%がED(Diabetes Res Clin Pract. 2005;70(1):81–89.)、

高血圧患者の67%がED(Urology. 2004;64(6):1196–1201)、

虚血性心疾患患者の約65%がED(Eur Heart J. 2006;27(22):2632–2639)

と報告されています。

 

 

日本の医院や診療所に生活習慣病で外来通院する30-70代の患者のうち、

81%もの人がEDを有していました(J Cardiol 2003; 42(2):57-65)。

そのうち、約30%が中等度-重症のEDでした。

 

 

つまり、EDは大変ありふれた病気なのです。

一人でEDのことを悩んでいたら、実は隣の人も、その隣の人も、同じようにEDで悩んでいたりするのです。

あなただけではありません。

あなたの彼だけではありません。

仲間は多いです。試しに、お隣の人に相談してみてください。

同じ思いを抱いているかもしれません。

 

 

単純に「歳」のせいでもありません。「生活習慣病/生活環境病」の要素を含む「病気」です。

適切な評価と対処、適切な治療で改善が期待できます。

 

もういいや。。と感じている方も少なくないと思います。

仮に性行為をしないとしても、身体的に若さを思い出すことで気力が湧いてきたりします。

EDの回復は、男性として、人として様々な面の活力にも好影響を及ぼします。

 

ご本人はもちろん、パートナーの方も、お気軽にご相談ください。

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