こちらの記事では、スマートウォッチや携帯心電計で6誘導の心電図記録を試みてみました。
同様に、標準12誘導心電図の波形と、三栄の携帯心電計Checkme ECGの9誘導心電図を比較してみました。
標準12誘導心電図
携帯心電計Checkme ECGの9誘導心電図
結論
多少の差異はあるものの、大きな乖離はありません。
うまく利用すれば有用な情報となり得ます。
例えば、胸が痛くなった時、すなわち急性心筋梗塞や狭心症の発作を疑うような時、まさにその症状が持続している時にこの心電図記録ができれば診断に直結する有用な情報になるかもしれません。
患者さんご自身で記録するのは少しハードルが高いかもしれませんが、無理なことではありません。
また、例えば訪問看護や訪問診療の際に、看護師や医師らが操作することで、標準12誘導心電計を持参していなくても、ポケットサイズのこの機器により類似した情報が入手できます。
携帯心電計をつける位置などは、冒頭のリンクの記事を参考にしてください。