癌治療関連症状の対策としてのヨガ

投稿日: カテゴリー: ヨガ医療一般

布施です。

相変わらずピラティスは続けています。ピラティスも心身に良いものと実感していますが、論文の数は歴史が長い分ヨガの方が多そうです。

本日もヨガ関連の論文です。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29388071
Curr Oncol Rep. 2018 Feb 1;20(1):5.

Yoga for the Management of Cancer Treatment-Related Toxicities.
癌治療中、治療後の患者に対するヨガの効果をレビューした論文です。
24の研究に基づいています。
ヨガは、抗がん剤や放射線治療を受けている患者、治療後の患者の睡眠障害、癌関連疲労、認知障害、精神的苦痛、筋骨格系症状を軽減することが期待できます。低強度のヨガ、例えば穏やかなhatha yogaは癌患者であっても安全に行えます。
担当医は該当する患者をヨガ専門家に紹介することを検討するべきとしています。
このレビューでも、更なる質の高い研究が必要であると結んでいます。

 

当クリニックではもちろん、該当する患者さんがいらっしゃれば、ご相談の上ヨガ専門家をご紹介いたします。

 

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