脊柱管狭窄症に対するピラティスの本質

投稿日: カテゴリー: ピラティス

病院を受診される方の中で最も多い 主訴 の一つである腰痛。

腰痛を引き起こす代表的な疾患の 一つである脊柱管狭窄症。

当クリニックは、循環器内科が主体ですが、プライマリケアの役割も担っていますので、腰痛や足の痺れ、間欠性跛行と言った症状に対しても対応いたします。

 

【参考】脊柱管狭窄症

日本整形外科学会HP

https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/lumbar_spinal_stenosis.html

聖路加国際病院 整形外科

http://hospital.luke.ac.jp/guide/32_orthopedics/lumbar_spinal_canal_stenosis.html

 

 

脊柱管狭窄症に対するピラティス の効果の可能性について、とある雑誌の取材に対応してきました。

ピラティスが脊柱管狭窄症に有効であるという確たるエビデンスがあるわけではありませんし、「治療」の選択肢とするのは言い過ぎでしょう。しかし、予防手段や治療補助の役割は担えるのではないかと思います。

 

ピラティスにより 、

自分の身体に注目し、

自分の身体をよく理解し、

自分のくせを知り、

正しい姿勢を知る。

日常的に、くせを 微調整して 正しい姿勢に 近づける。

 

 

このようなことは、脊柱管狭窄症に限らず様々な原因による腰痛やその他身体的不調の予防や軽減の本質ではないかと思います。

 

また、日々ピラティスを実践、継続することで、身体の軸となる脊柱周囲の コアとなる筋群が鍛えられ、さらに呼吸に意識を向け、コアの補助としても活用することができ、正しい姿勢を維持しやすくなります。

そして、その過程で経験するマインドフルな状態、出来ない自分を受け入れるセルフコンパッション(自身への慈悲の心)、正しい姿勢による人間のとしての尊厳、結果として促されるポジティブ感情。これらがさらに身体的不調を癒し、最高の体調を誘います。

 

取材を通じて、ピラティスインストラクターの方をはじめとする皆様方とディスカッションをする中で、知識が整理されたり、新たな発見があったり、有意義な時間だったと感じました。

 

老若男女、全ての人に勧められる、勧めたいエクササイズです。

 

腰痛でお困りの方もお気軽にご相談ください。信頼できる整形外科医との連携も出来ています。

 

 

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