ピラティスにより呼吸機能にどんな効果、影響があるのか?

投稿日: カテゴリー: ピラティス

布施です。

ピラティスエクササイズのポイントの1つは「呼吸」です。エクササイズ中、常に呼吸を意識し、大きく吸って胸郭を広げたり、完全に吐くことで胸郭を閉じたりします。

そんな、ピラティスにより呼吸機能にどんな効果、影響があるのか?を検討した論文です。

 

Pilates Training: for Improving Respiratory Function a Systematic Review

 

呼吸機能改善のためのピラティストレーニング システマティックレビュー

 

各種データベースから抽出した11研究、352人が対象。健常者132人、その他は様々な背景(疾患)の人。ピラティスの頻度は概ね、1-5/週、10-36セッション程度。
ピラティスは、呼吸筋の強化、胸部腹部の可動性向上により呼吸機能(最大吸気圧、最大呼気圧、最大努力換気量など)の改善が期待できる。ただし、肺活量(FVC)や1秒率(FEV1.0)の改善は明らかでなかった。最大酸素消費量(VO2 )や、運動耐容能の改善を認める研究も散見される。

 

呼吸筋が弱っている人にはピラティスは良き選択肢になりそうです。

 

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